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07.27
A H C か ら の
お 便 り ◆ No.336


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季刊『Be!』副編集長のTがお届けします。
先週140号の入稿を終え、連休にかけて校正
作業をしていました。
今回もよくやったなあと自分をねぎらったり
しておりますが、その中身は次週のメルマガ
でご紹介します。
(8月3日から予約開始です)


∞∞∞ 本日のメニュー ∞∞∞

1.まぼろしの号です!

2.TRUE COLORS 新組織へ

3.リフレーミングとは

4.夏季休業日のお知らせ


┌───────────
│1.まぼろしの号です!
└───────────

『Be!』バックナンバーのうち、発行早々に
売り切れとなっていた人気の号数冊、アスク
の引っ越しにともない書店からの返本が発見
されました。
返本のため表紙に汚れや傷などがありますが、
《まぼろしの号フッカツ!》ということで、
割引販売いたします。

1冊500円(送料別)です。
ほしかった方、この機会にどうぞ!

…………………………

■『Be!』100号
100号記念企画が好評だった号です。

企画1 クラウディア・ブラックに聞く
企画2 依存症と家族 この25年
企画3 私たち、ACで、発達障害です。

*クラウディア・ブラックのインタビューに
加え、企画3では、AC概念と発達障害につ
いて児童精神科医の田中康雄氏に整理してい
ただくインタビューも。

*編集部インタビューは西原理恵子さんです。

http://www.a-h-c.jp/magazine/4063
 
…………………………

■『Be!』119号
特集/親から受け継いだ「問題」と「力」

世代を超えて連鎖していく問題がある一方、
親世代から伝わった資質や力もあるかもしれ
ない――。

*特集では、現在の立ち位置を確認した上で、
自分のルーツに焦点をあてるワークをし、自
分をとらえ直す作業をします。

*インタビューは X JapanのToshiさん。
「洗脳の世界を抜け出して」

*松本俊彦氏による「アルコールと暴力犯罪」
に関する記事もあり、話題となった記事の多
い号です。

http://www.a-h-c.jp/magazine/4180

…………………………

■『Be!』120号
特集/トラウマと依存~脳の最新研究

虐待によって脳のどこが傷つくのか――その
実態が明らかになってきた。
性的虐待が、脳の視覚野のメモリ容量を減ら
している可能性。
言葉による虐待が、左脳の聴覚野の発達に影
響を及ぼし、会話の際によけいな負荷がかか
るようになっている可能性。
身体的虐待やネグレクトよりもさらに、親の
DVを目撃しかつ自分も言葉でののしられた
人のトラウマ症状が重篤であること……。
衝撃の特集です。

*インタビューは田代まさしさん。
入稿直前に思わぬニュースが飛び込みました。
メッセージを添えてあえて掲載した号です。

http://www.a-h-c.jp/magazine/4188

…………………………

いずれも数が限られます。お早めにどうぞ!


┌────────────
│2.TRUE COLORS 新組織へ
└────────────

大切なお知らせです。
7月1日より、TRUE COLORS(トゥルーカラーズ)
JAPANの運営が新組織に移行しました。
アスク・ヒューマン・ケアでTCプログラム
に深く関わってきた友井真人が立ち上げた、
(一社)C&F協会(コミュニケーション&
ファシリテーション協会)です。

友井は、TCの日本版プログラムを開発した
ハワード・カツヨ先生の「弟子」。アメリカ
留学時にカツヨ先生のTCと出会っているの
です。

アスク・ヒューマン・ケアをNPO法人AS
Kの事業部として組織統合することが決まり、
TCプログラムを依存症や精神医療の枠から
離れてもっと自由に発展させるため、今回の
移行となりました。

ファシリテーター養成講座受講のためのセミ
ナー受講履歴などは、C&F協会にそのまま
引き継がれます。

くわしくは、TCホームページを。
http://truecolorsjapan.jp/
(アドレスは従来と変わりません)

なお、現在は新型コロナウイルスの影響でセ
ミナーを一時的に休止しています。


┌───────────
│3.リフレーミングとは
└───────────

コロナ、気象災害、政治……しんどい状況の
中で、なにをどうとらえるかって大事です。
そこで『Be!』98号より、ご紹介します。

●特集 見方ひとつで、世界が開ける!
自分に使える「リフレーミング」術

まず、ハワード・カツヨ先生の言葉から。

*******

フレームを変える(リフレーミング)とは、
自分が立っている世界を、シフト(転換)さ
せることです。

単に言葉の置き換えだけでは、シフトになり
ません。
「私はのろまだ」と思っている人がいるとし
ましょう。のろまという言葉を「慎重です」
に換えても、何も起きていないかもしれませ
ん。自分がどんなフレームを使っているのか
気づくことが必要です。

私は、カウンセリングの勉強をする中で自分
の成育歴を繰り返し振り返ったり、私自身も
女性学の講座を担当したり、そんな時間をへ
て、あるとき気づきました。

「母は母なりに、あの時代のあの環境の中で
一生けんめいやったんだ」

かつては、面と向かって母を責めたこともあ
ります。
けれども、母が一生けんめいやった結果の私
が、ここに生きているとしたら、自分がとて
も大切な存在に思えました。

過去と別れることができたのは、それが「精
一杯の過去」なんだと気づいたから。
「お母さんがダメだから」と思っているのと、
「お母さんはお母さんなりの世界で一生けん
めいやったんだ」と思っているのとでは、自
分にとっての世界も、まるで違ってくる。

人は、いろいろなフレームで物事を見ていま
す。気づかないうちに。

何かを変えたいのに事態が動かず堂々めぐり
になっているなら、自分が使っているフレー
ムに気づくことです。

*******

続いて、星一郎先生の言葉から。

*******

なんでもかんでもリフレーミングすればいい、
というのではありません。
やってはいけない場合もある。

最悪の例をあげてみましょう。
いじめにあっている子にこう言ったとします。
「いじめるというのは、友だちがあなたに関
心をもっている証拠じゃないかな。好きな子
ほどいじめたくなるものだよ」

問題を直視せずに、「このつらい中にもいい
ところがある」とリフレームしたとしたら、
それは、ごまかしです。

会社が規定の給料を払ってくれないのに「自
分を雇ってくれるだけでも、いい会社だ。あ
りがたいと思わねば」では困る。

今日泊まるところも、明日食べるものもない
状態で「それでも今、命があることを喜ぼう」
と念じて座っていたら、やがて死んでしまい
ます。
宿泊所や仕事を探す行動が必要だし、社会の
システムを変える行動が必要でしょう。

フレームを変えるのは、「気づき」と「勇気」
を得るため。いわば現実を変えるエネルギー
です。
望んでいない状態を、ごまかしてあきらめさ
せるような、勇気をくじく方向に使ってはい
けません。困難を乗り越えるリフレームが大
切です。

*******

『Be!』98号はこちらです。
http://www.a-h-c.jp/magazine/4053

(「DV加害者プログラム」も必読記事!)



┌────────────
│4.夏季休業日のお知らせ
└────────────

8/11(火)~8/14(金)は夏季休業となります。
そのため、夏季休業日を含めた8/7(金)午後~
8/16(日)のご注文・お問い合わせは、
8/17(月)以降の発送・お返事となります。
(オンラインショップでのご注文は、いつも
通り受け付けています)

ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお
願いします。

******

Tです。
編集部は今もテレワーク体制が続いており、
『Be!』取材もすべて電話でした。

家にいると仕事はいくらでもあるため、つい
パソコン前に座りっぱなしに……。治療中の
首・肩・腕の酷使を避けるため、散歩を心が
けました。
7時ごろの夕焼け、4時台の朝焼け、ときには
坂の上から見下ろす夜景。

けれど6月中旬からは、ひたすら続く雨天が
うらめしかったです。
豪雨被害を受けた地域でも、さらなる大雨。
どうか今後は少しでも、復旧作業を妨げない
気候、心身の負担を増さない天候となってく
れるよう祈ります。



※お願い※

ブログなどでメルマガ記事を紹介してくださる場合、AHCの
ホームページにリンクを張ってください。
また、ホームページの内容を紹介したい方は、事前に下記まで
問い合わせてくださいますよう。
research@a-h-c.jp

(季刊『Be!』の記事や出版物の内容転載は禁止です)

∞∞ AHCからのお便り ∞∞
自分らしい生き方、応援します
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アスク・ヒューマン・ケア
〒103-0014 東京都中央区
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Tel.03-3249-2551  
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